MMORPGの伝説『リネージュ クラシック』に結婚システムが登場

聖堂で結婚指輪を交換する戦士と魔法使いのイラスト

リネージュで結婚だなんて。狩り場でモンスターを倒して装備をそろえるのと同じくらい、血盟同士でぶつかって、城を奪い合って、ユーザー同士で殺し合う競争が有名なゲームだよね。ところが、2026年9月のアップデートで、リネージュクラシックにも結婚システムが入ってきた。

指輪を用意して、聖堂でプロポーズしたあと、結婚した相手にテレポートまでできる。

ただ、リネージュでの結婚というのは、まるで現実の政略結婚のように、一緒に狩りをして戦闘をする関係に、実用的な装置をひとつ加えるほうに近い。まずリネージュがどんなゲームかから見てみよう。

〈当時の熱気とクラシックな世界観の復活を告げる公式ティザー映像です。〉
* YouTubeチャンネル『NC JAPAN公式チャンネル』にあがっている動画だよ。

1998年のリネージュを2026年にもう一度…!

✦ リネージュ クラシックの基本情報

原作とクラシック版の日程

✔ 原作リネージュのサービス開始:1998年
✔ リネージュ クラシック 韓国・台湾のプレオープン:2026年2月7日
✔ 月額制サービスへの切り替え:2026年2月11日
✔ リリース当時に案内された月額:2万9700ウォン
✔ プラットフォーム:PC、NCのゲームプラットフォーム PURPLE

原作のリネージュは、1998年からサービスしているオンラインゲームだ。リネージュクラシックは、その原作の2000年代初めのバージョンをもとにつくったPC MMORPGで、2026年2月に韓国と台湾でサービスを始めた。

序盤は、話せる島と竜の谷、ギランのような馴染みのある地域を開いて、君主・騎士・妖精・魔法使いの四つの職業で出発した。リリース当時は、2月7日から4日間無料で遊べて、2月11日から月額制サービスに切り替えた。

当時案内された月額は、2万9700ウォンだった。

人が殺到したのは、キャラクター作成の段階からだった。NCは、事前キャラクター作成が始まると、用意したサーバーが早期に埋まって、サーバーを順番に増やし、1月22日のお知らせでは、合計25サーバーを案内した。

それだけ「リネージュ」というゲームには、2000年前後にゲーマーとして活動していた大勢のユーザーの思い出が詰まっているということだ。

リネージュでは、狩り場で出会った相手が競争相手になることもあり、逆に、一度助けた人が血盟の仲間になることもあった。リネージュクラシックは、そうした関係がゲームの中心にあった時代を、もう一度実現しようとする作品だ。

最初に始めるなら、どの職業がいいか

✦ 職業の比較

始められる四つの職業

君主
血盟の創設と指揮
騎士
近接戦闘
妖精
弓などの遠距離攻撃と精霊魔法
魔法使い
呪文を活用した戦闘

キャラクターを作るときに選ぶ職業は四つだ。騎士は近くに寄って戦う近接の戦士、妖精は弓をはじめとする遠距離攻撃と精霊魔法を活用する職業、魔法使いは呪文で戦闘を進めて、君主は血盟をつくって率いる役割に特化している。

一人でモンスターを倒して基本を覚えたいなら、騎士か妖精から見てみるのが無難だ。近づいて耐える戦闘が好きなら騎士、距離を置いて弓を撃つ方式が気に入れば妖精が合う。

魔法使いは、MPの管理に気を使わなければならず、体力が弱くて、すぐ死んでしまう。

✦ 血盟の創設条件

君主だけがつくれる

創設条件
• 血盟に加入していない5レベル以上の君主
創設費用
• 1,000アデナ
人数の上限
• 君主のレベルとCHAの能力値が影響

君主は、血盟の指揮というはっきりした目的がある職業だ。リネージュならではの、本当に独特な職業群だよね。ステータス1の差が大きな格差をつくるリネージュというゲームで、自分が統率できる血盟員の数を増やすために、戦闘能力を一部あきらめなければならない…

本当に独特な職業だ。君主は5レベル以上なら血盟を創設できるけれど、一人でも無難に成長する職業ではない。最初の職業として君主は、絶対におすすめしない。

リネージュで人に出会うカギは血盟

リネージュの関係システムを理解するには、血盟から知らなければならない。血盟は、一緒に狩りをする友達リストにとどまらない。加入の手続きと階級、共同の活動があって、成長すると、攻城戦のように城をめぐって競うコンテンツにもつながる。

新しい友達を探すなら、狩りの途中で出会ったプレイヤーとパーティを組んでみることもできるけれど、リネージュでは、血盟がほかのユーザーと縁を結ぶいちばんいい経路だ。

〈ゲーム内の雰囲気やプレイの流れを分かりやすく紹介した公式ナビゲーション映像です。〉
* YouTubeチャンネル『NC JAPAN公式チャンネル』にあがっている動画だよ。

伝説のロマンと一緒についてきた悩みの種

「昔のまま」という言葉が、不便さまでロマンチックにしてくれるわけではない。リネージュクラシックは、手動の狩りの感覚をよみがえらせようとしたけれど、育成の疲労度についての意見が出ると、特定の地域で使える自動プレイ支援システム「ATS」を導入した。

一日に基本3時間が提供されて、ポーションの使用や狩りの範囲、体力低下時の帰還のような設定ができた。運営会社が提供する公式のマクロだと思えばいい。

✦ 運営の問題の経過

月額制の開始からクリーンキャンペーンまで

12026年2月11日
月額制サービス開始
22026年4月16日
約15万の異常アカウントの永久制裁を発表
32026年9月
クリーンキャンペーンを実施
42026年10月7日
9月のキャンペーンから10月6日まで、運営方針に従った措置を約434万回行ったと発表

ところが、リネージュシリーズは、伝統的に「作業場」と呼ばれるキャラクターが多い。ゲームのプレイには関心がなく、いくつものキャラクターをつくって財貨を集めて、それを売って現金化する、事実上、ゲームを金稼ぎの手段として活用する人たちだ。

マクロと異常な財貨の蓄積は、実際の運営の問題につながった。

NCは、2026年4月に、約15万の異常アカウントを永久に制裁したと明らかにして、10月7日のお知らせでは、9月のクリーンキャンペーンから10月6日まで、運営方針に従った措置を約434万回行ったと発表した。

このように、運営会社が、多重アカウントのプレイと不当な財貨の蓄積まで取り締まりの対象に挙げているけれど、ゲーム内の経済と公正な狩り場をめぐる問題は、相変わらずだ。

人との血なまぐさい競争が、華麗なコントロールではなく、お金できれいに解決されるゲームで、「作業場」がなくなるのは、ほとんど不可能だろう。

結婚はどうやってするのか

✦ 結婚システムの紹介

リネージュ クラシックに新しくできた結婚システム

結婚の条件性別が違う二つのキャラクターが、それぞれ結婚指輪を持つ
プロポーズの方法アデン聖堂の壇上の前で向かい合い、「/청혼」と入力
相手が承諾すれば結婚が成立
指輪の機能指輪で配偶者にテレポート
基本は5回
回数の充電エリエルに5,000アデナを寄付
移動の制限配偶者が、位置を記憶できる場所にいるときだけ可能

では、新しく追加された結婚システムを見てみよう。二つのキャラクターが、それぞれ結婚指輪を持って、アデン聖堂の壇上の前でお互いに向かい合ったあと、チャットウィンドウに「/청혼」と入力すればいい。相手に承諾のウィンドウが出て、承諾すれば結婚が成立する。

現在の公式ルールは、お互いに性別が違うキャラクター同士で結婚する方式だ。

指輪は、結婚式の小道具では終わらない。結婚した二つのキャラクターは、指輪を使って配偶者にテレポートでき、基本の使用回数は5回だ。愛の巫女エリエルに5,000アデナを寄付すれば、回数を充電できる。

ただし、配偶者が、位置を記憶できる場所にいるときだけ移動できる。

ほかのMMORPGの結婚式が、ひとつの思い出づくりのコンテンツや、ゲームへの没入感を高めるためのコンテンツのような感じなら、リネージュクラシックの結婚指輪は、一緒に狩りをしたり、戦闘をしに行くときに使える移動手段だという点が、独特だ。

本当に実用的な贈り物だよね。

現実でも、結婚したときに結婚指輪をあげて、その指輪をなでると配偶者の位置にテレポートできるとしたら…? うーん…なんだかちょっとゾッとしそう。(私だけがそう思う? えへへ♡)

伝説という言葉にクエスチョンマークをつけた理由

リネージュクラシックは、思い出の名前をよみがえらせたけれど、その世界は、ただ居心地がよくて親切な場所ではない。遅い成長と競争、財貨の管理、マクロの取り締まりのような、MMORPGが抱える問題が、一緒についてくる。

逆に、その中で、血盟に入って、狩りのパートナーを探して、一緒に城を狙う関係がつくられるのも、このゲームの昔からの魅力だ。

今回の結婚システムも、その延長線上で見るのがいいだろう。指輪をはめて聖堂で誓う場面は、面白い変化だけれど、誰かと近づくのは、結局、一緒に時間を使うところから始まるから。

戦闘と競争が好きで、ほかの人と協力する過程そのものを楽しむ人なら、この古い世界で縁をつくる余地もあるだろう。大きな利権をめぐって戦う攻城戦や血盟戦で、笑ったり泣いたりしながら一緒に戦っていれば、すぐに情が移るはずだ。

でも、必ず覚えておいて。リネージュでは、お金を投資しなければ、それだけストレスを受けることになるということを。

隣の人との競争に負けて、PKをされて、いいアイテムを奪われたのに、何事もなかったかのように笑ってすませられる、のんびりした人なら、たぶんリネージュではなく、ほかのゲームをしているだろう。

リネージュの世界は、無限競争の中で生きていく韓国の現実を感じられる(?)怖い場所だから、入るときは気をつけてね ♡

今回はここまでにするよ。また会おう。

関連記事:

ゲームの結婚式にゲストクイズ?ラグナロクオリジンクラシック

恋人も友達もできる武侠ゲーム『燕雲十六声』、結婚と義兄弟

結婚すると新婚の部屋もできる?恋人をつくるゲーム:IMVU

💬 コメント

まだコメントがないよ。最初のコメントを書いてみてね。

コメントを投稿